生きづらさを感じている中学生の日常

生きるのが下手な中学生の日常を綴ります

いいなぁ

今入院している精神病棟は、いわゆる開放病棟で、

重症の人は比較的少なく、

患者さん同士のコミュニケーションも活発だ。

 

他の患者さんと話すのは楽しい。

でも、嫌なこともある。

気を必要以上に遣ってしまって疲れたり、

愚痴を聞かなきゃいけなかったり、

患者さん同士のいざこざに巻き込まれたり、、。

 

他の患者さんの話を聞いていて、

ひとつ、みんなは凄いなぁと思うことがある。

それは、ほとんどの人が、

「あれが嫌だ」「これがつらい」と、

普通に言えていることだ。

私は、過去のことなら、なんとか言えるのだが、

今現在のことについては、なかなか人に言うことができない。

みんな抵抗はないのだろうか、と、いつも不思議に思う。

そして、「いいなぁ。」と思ってしまう。

「つらいって言えていいなぁ。」と思う。

私も言えばいいのだが、なかなか言うことができない。

他の患者さんに自分の弱みはあまり見せたくない。

、、これは見栄を張っているのだろうか。

 

学校でも、いいなぁ、と思う出来事が過去にあった。

同じクラスの女の子1人が、みんなの前で泣き始めたのだ。

相当ストレスが溜まっていたのだろう。

死にたいと泣いていた。

もちろん、周りは心配する。

その子に駆け寄る。先生も駆け寄っていた。

それを見た私は、その子のことを心配すると同時に、

「あの子は心配されていいなぁ。」と思った。

ちなみに、私はこの出来事がなぜかトラウマとなっていて、

ふとした時にフラッシュバックしてつらくなる。

 

妬み、嫉妬、寂しさ、

いろんな暗くて重い感情が合わさって、

いいなぁ、と思ってしまう。

 

いいなぁ、いいなぁ、いいなぁ、、